下田の金目鯛

伊豆とキンメダイ

伊豆半島はキンメダイ水揚げ日本一の名産地。
キンメダイは水深200~800mのかけ上がり(海底火山などの斜面)を好みます。
そのため、伊豆・小笠原諸島に連なる海嶺(海底山脈)※は絶好の漁場となっております。

今では高級魚のキンメダイですが、下田でも半世紀前は捨てられる魚でした。
キンメダイの魅力を知る下田の漁業関係者は、タダ同然の価格でも全国へ出荷し続け、
「キンメダイ」の認知を広げていきました。

※伊豆半島は「海底火山」と「フィリピン海プレート」の相乗効果で生まれた陸地の為、
海底から隆起している形状となっている。

下田で揚がる金目鯛の種類

一言でキンメダイといっても、下田では5種類に分けられます。
沖キンメ、地キンメ、バケキンメ、平キンメ、ハシキンメです。

沖キンメ

沖キンメは、大型船が1週間から10日ほど漁に出て、水揚げされるキンメダイです。1回で数トンの水揚げがあり、市場規模が大きくなります。流通しているキンメダイの大半が沖キンメです。

地キンメ

地キンメは、日戻り漁で且つ、一本釣りにより水揚げされるキンメダイのことできれいな魚体と鮮度に特徴があります。 水揚げ量が少ないため、沖キンメほど広く流通することはありません。 味は沖キンメよりもワンランク上といわれており、ぜひ伊豆半島に来たらお試しください。

平キンメ

平キンメはナンヨウキンメのことで、よく沖キンメと一緒に釣りあげられます。 味も美味しいですが、身がキンメダイよりも薄い為、1キロを超える魚体は珍しいお魚です。 加えて、水揚げ量が少ないので、産地以外ではあまり見かけることはありません。

バケキンメ

バケキンメは、正式名称がフウセンキンメです。 平キンメよりもさらに数が取れません。「トロキンメ」の別称もあるほど、脂がのっていて美味しいお魚です。 美味しさはこの5種の中でもNO1との呼び声も!

ハシキンメ

ハシキンメは下田でとれるキンメダイの中で最も珍しいキンメダイ。 味も美味しいです!キンメダイの産地以外では目にできないだろう珍しいお魚です。

金目亭の「三食丼」で金目鯛の食べ比べ

これらのキンメダイは、市場の食堂「金目亭」の三色丼※でリーズナブルにお試しできますので、下田にお越しの際はぜひ食べ比べしていってください!

※三種はその日獲れているキンメダイによって変化します。

金目鯛の新たな価値

下田のキンメダイを分析すると、
「アンセリン」の含有量が高いことが判明!

「アンセリン」は尿酸値を下げる効果が確認されており、豊富に含まれる下田キンメは機能性表示食品の資格があることが判明しました。※「機能性表示食品」申請中。

尿酸が高いと「痛風」「尿路結石」等、激痛の伴う症状が出てくる要因となります。
近くに発症した方がいるとわかりますが、体を動かす際に激痛が走り、本当に普段生活がままならなくなる恐ろしい症状です。アンセリンを摂取することで、これらの症状を抑制することが期待できるのです。尚、尿酸値は成人男性がたまりやすく、痛風発症は98%が男性というデータもあります。

金目鯛
美味しく「アンセリン」も摂取したい!

アンセリン成分を維持しつつ、「安全」に「美味しく」「お手軽」に下田のキンメダイを食べてもらうため、研究機関や開発担当、購買店店長等の意見を取り入れて、約2年の歳月をかけて「下田キンメ」を開発いたしました。
※「機能性表示食品」申請中。

手軽にキンメダイを食するならキンメ缶

下田産の美味しいキンメダイをぎゅっと閉じ込めたベストセラー商品(ふじのくにセレクション金賞受賞)
下田の美味しいキンメダイを「手軽」により多くの方に召し上がっていただくために缶詰に致しました。
種類は、「水煮」「きんめ油漬(綿実油)」「バジル入オリーブ油」の3種です。ひと手間加えて、よりおいしくなる【キンメ缶レシピ】も公開中。